情報社会が進展し、インターネットでの情報収集やSNSによる情報発信が非常に簡単に行える時代になりました。しかし、私は、若い方達にはもっと広い意味での情報収集に努めていただきたく考えています。それは新聞を読んだり、本を読んだり、色んな場所に出かけていき現地の生きた情報に触れるということです。
私たちは会社設立以来60年もの間、時代の流れを睨みながら、付加価値の高い製品を生み出し続けてきた企画開発型メーカーです。私達が今後もマーケットをリードしていくためには、社員一人ひとりが世の中の動きや消費者のニーズに対し敏感な感性を磨き続ける必要があります。そのために、ボンフォームでは若手社員にもどんどん現場や店舗視察に行く機会を設けていきます。現地・現場での見聞を広めながら自分で見て、触れて、自分で考える。そのことが若手社員の成長につながると考えています。
また、若い社員の方々にはぜひ年功者の話にもぜひ耳を傾ける姿勢を持ち続けて欲しいと考えます。同世代の人たちだけでコミュニケーションを取るのではなく、自分が知らない知識や経験を持つ年功者の話を聴くことで、世の中のニーズを幅広く知ることができ、商品の企画・開発に活かすことが出来ます。幅広い世代の方々にも、強い好奇心を持って接していただく。そういう姿勢が大切だと考えています。
私達ボンフォームでは若い人にドンドン仕事を任せていきます。若いチカラに期待しているため、大きな仕事も任せますし、工場見学など必要な機会は積極的に設けます。私達のように自動車関連産業に属する企業は、自動車の自動運転や環境への適応など、自動車業界の速い技術進歩に合わせて私達もスピーディーに成長し続けなければなりません。そのためには皆さんのような若い方々の力が必要です。ここボンフォームで、ぜひ、グローバルな知見を持ったビジネスマンを目指していただきたく考えています。